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その不調は要注意!エンジニアのメンタルヘルス情報

質の高い睡眠がメンタルヘルスケアとして効果的

睡眠でストレスの元を解消

睡眠でストレスの元を解消

長時間睡眠よりも睡眠の質が大事

ストレスを解消するために、多くの人が気分転換でどこかへ遊びに行ったり趣味に没頭したりと様々な対策を取ると思います。これらの対策は無意味ではないとは思いますが、これだけではストレスを十分に解消できないこともあります。もし解消できて少し楽になったとしても、それは一時的なものでしかなく、根本的な解決にはなっていないことが多いのです。ストレスを完璧に解消してリフレッシュしたいというのであれば、しっかりと睡眠をとることが必要です。ただし、ここで言う睡眠というのは、長い時間睡眠をとるということではなく、今現在の睡眠よりも高い質の睡眠をとることを指します。

成長ホルモンの分泌がカギ

睡眠をとっている最中の体は、成長ホルモンというホルモンが分泌されています。このホルモンは、「成長」という名前からも分かるように、骨や筋肉を作り出す働きを持っています。それに加えて、ストレスの元であったり疲労物質を取り除くという働きも持っているのが特徴です。睡眠中に分泌されるホルモンということで、これだけを見れば長い時間眠れば良いのではないかと思います。しかし、ただ長い時間眠ったとしても、必ずしも成長ホルモンがたくさん分泌されるということにはなりません。睡眠中はノンレム睡眠とレム睡眠という、眠りの深さの違う睡眠を繰り返すことになります。ノンレム睡眠の方が深い眠りになるわけですが、この時に成長ホルモンがたくさん分泌されるのです。もし睡眠時間が浅い状態が長く続いたり、寝苦しさなどからリラックスした状態で眠れていなければ、成長ホルモンの分泌が不十分でストレス解消できないということになります。

睡眠の質を高めるために注意するポイント

長時間睡眠よりも質の高い睡眠を心がけるということですが、どうすれば睡眠の質を上げることができるのでしょうか。まず、眠る直前には体に刺激を与えないことが重要です。体への刺激としては、覚せい作用のあるカフェインを含んだコーヒーなどを飲むことや、体を冷やさないことなどが挙げられます。刺激を避けてリラックスすることが大事なので、寝る前には音楽を聴いて気持ちを落ち着かせることや、ぬるめのお湯で入浴をするなどの方法をとることがお勧めです。また、毎日同じ時間に起床して生活リズムを作り、朝は光を浴びて体内時計を整えるようにしましょう。夕方以降に部屋を明るくし過ぎないことも、生活リズムを崩さずに質の良い睡眠をとるためには大切です。そして、毎日しっかりと三食食事を摂り、適度な運動を生活に取り入れることも欠かさないようにしましょう。朝ご飯をしっかりと食べる代わりに、夜ご飯はあまり多くしないなどの工夫をすることも、良質な睡眠には欠かせません。眠りを深くして熟睡させるためには、1時間ほどの運動も重要だということで、これらの対策を心がけてストレスを解消するようにしましょう。

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